ハイブリッド預金 / 住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行のサービスの中でもおすすめのサービスがこのハイブリッド預金。同グループであるSBI証券の投資資金と共有することができる預金という特徴と、通常の仏預金よりも高い金利がつくというメリットがあります。もちろん元本保証&預金保険の対象商品なので安全です。

ハイブリッド預金のしくみ・特徴

ハイブリッド預金というのは、「銀行預金」+「証券会社における預かり金」という二つの性質を持つというまさに「ハイブリッド(2つの組み合わせ)預金」です。

このハイブリッド預金には「銀行預金」+「証券会社における預かり金」という二つの性質を持っています。

銀行預金としての性質
・住信SBIネット銀行においての普通預金と同じように扱えます。
・普通預金よりも高い金利がつきます。
・元本保証 & 預金保険の対象商品なので万が一の場合も安全です。

証券会社における預かり金としての性質
SBI証券における株式購入のための資金として扱えます。

 

ハイブリッド預金のメリット

通常、証券会社に預けている「預かり金」というのは預金ではないので預けていても金利はつきません(MRFを購入するという方法はありますが、この場合投資となるので元本保証はありません)。
しかし、ハイブリッド預金を活用すれば、株式の投資資金であっても、株に投資をしていないとき(現金の状態)でも預金としての金利が付くので資金効率をアップすることが出来ます。

特に、信用取引口座を開設している方は通常MRFへの投資は出来ませんので、SBI証券のハイブリッド預金は資金効率を向上させる良い手段といえます。
参考:信用取引口座とMRF(預かり金)

 

ハイブリッド預金のデメリット

ハイブリッド預金は金利が高い+証券会社でも使えるというメリットがある預金ですが、デメリットもないわけではありません。

  1. 普通預金のようにハイブリッド預金から直接ATMでおろせない
    ハイブリッド預金は普通預金というわけではないので、直接ATMで引き出すことはできません。ハイブリッド預金に預けているお金をATMなどで引き出す場合には、一旦Web上でハイブリッド預金から普通預金に振り替えを行う必要があります。
    ただし、この手続きは即時完了する上、モバイル(携帯)でも操作できるので、その一手間がかかる以外のデメリットというわけではありません。

  2. SBI証券に口座をもっていないとハイブリッド預金は使えない
    ハイブリッド預金は住信SBIネット銀行に加えてSBI証券に本人名義の口座を持っておく必要があります。どちらか片方だけの口座開設では使用できません。
    そのため、株投資をするつもりがなくても、SBI証券にも口座を作る必要があるので投資に興味がない人にとってはちょっと面倒かもしれません。

  3. 1000万円を超えるとそれ以上の部分は保護の対象外となる
    ハイブリッド預金はあくまでも「預金」なので、ペイオフの対象です。1000万円+その利息の範囲であれば、預金保護法により保護されますが、それ以上の部分は保護の対象外です。
    一方投資資金として証券会社にMRFとして預けている場合は金額がいくらであっても分別管理の対象なので100%保護されます。仮に2000万円を投資資金としているような場合は、ハイブリッド預金として預けている場合にはリスクがありますが、証券会社に預けている場合にはリスクはありません。
    その点で、1000万円を超える資金をハイブリッド預金として運用する場合には、住信SBIネット銀行の「信用リスク」を負うことになります。

が主なデメリットとして挙げられます。

 

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