保険は大きく、どのようなリスクに対する保険であるのか?ということに応じて「死亡保険」「生存保険」「医療保険」「損害保険」に分類することができます。また、それぞれの保険はさらに細分化されている場合もあります。通常私たちが加入する保険にはいくつかの保険が複合的に混じっているものも多いです。
ですが、保険について詳しく理解するにはまずそれぞれの保険の中身を知っておくことが大切です。
保険はある特定の【リスク】に対して備える金融商品です。一般にはそれぞれの「リスク」の種類に応じて「死亡保険」「生存保険」「医療保険」「損害保険」という保険の種類に分類されます。
死亡するリスクに対する備える保険となります。生命保険が代表的ですが中でも「定期保険(掛け捨て型の保険)が純粋な死亡保険に近い商品となっています。被保険者が死亡した場合死亡保険金が保険受取人に対して支払われます。
生存保険は死亡保険とは逆に生存するリスクに対する保険です。最も代表的なものが「国民年金(厚生年金)」などの年金制度、個人年金などです。また、生命保険における終身保険や養老保険は死亡保険+生存保険の組み合わせとなっているのがほとんどです。
病気や怪我をした際のリスク(治療費など)に対する保険です。最も代表的なものは国が運営する「国民健康保険」です。日本では公的保険が非常に充実していますが、近年で民間保険会社も入院特約などを強化した医療保険を販売しています。
損害保険は「人」に対する保険ではなく、「モノ」や「事故・損害」に対する保険全般を指します。自動車保険、火災保険、地震保険などがこうした損害保険に分類されます。
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