固定費用用を見直そう

支出削減の一番手軽な方法は「固定費用」を見直すことです。食費などの変動費を見直すよりも、固定費用は一度見直ししてしまえば節約効果がずっと継続します。節約を考える場合は一番に固定費用削減を検討しましょう。

代表的な固定費用

家計における代表的な固定費用は下記のような費用です。

・住宅関連費用(家賃や住宅ローン返済額)
・自動車関連費用(ガソリン代、駐車場代など)
・保険(生命保険料、医療保険料など)

 

最も簡単で効果的なのは生命保険料の見直し

固定費のなかで最も簡単でかつ効果的なものが「生命保険料」です。
特にこれまで生命保険について「なんとなく」入ってきたという方は保険見直しによって固定費を劇的に見直せる可能性があります。

本当にあなたにとって必要な保険なのかを再度見直してみましょう。
最近では「保険ショップ・FP相談」などのような形で、専門家の立場から保険見直しの提案を受けられるようなサービスもあります。ぜひ活用してみてください。

 

家賃の見直し

まず、家賃というものは実は適正相場というものはありますが、多くの物件が適正であるわけではないという点に注意してください。特に家賃は物件が古くなるほど下がっていくものです。しかし、何年も住んでいるのに家賃はそのままということはないでしょうか?

同じマンションの隣の部屋なのに家賃が数万円違うということも往々にして見られます。
更新時に家賃の値下げ交渉をするというのも固定費削減のポイントになります。

交渉ができないようであれば引っ越しというのも視野に入れていくべきです。ただし、その際は引越費用・入居諸費用(仲介手数料など)などがかかりますので、その差額を含めて検討する必要があろうかと思います。

 

住宅ローン利用中なら借り換えも

賃貸ではなく、持家の場合、住宅ローンの借り換えをすることで月々の返済額を引き下げることができる可能性があります。
2013年4月現在、住宅ローン金利は歴史的な低水準にあります。これまでに組んでいたローンを借り換えすることで金利を下げることができ、月々の返済額や総返済額を大きく推させることも可能になります。

参考:住宅ローンの借り換えランキング

 

自動車に関しては「持たない」という選択も

こればっかりは地域差があります。自動車は足代わりで外せないという地域もあるとは思いますが、都会であれば持たないという選択肢も十分にありえます。

最近ではカーシェアリングなど自動車を所有せず、必要な時だけお金を払って使うというようなスタイルもあります。

これだけで、自動車保険料、駐車場代、自動車税といった様々な固定費用を節約することができます。

「資産運用と家計管理」の用語解説

ここではこのページで使われた様々な用語について解説をします。リンク先は「金融経済用語辞典」の用語解説ページ、または関連情報が掲載されているサイトです。

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