金利とは何か?

お金を運用する際、お金を借りる際に考えられるものが「金利」というものです。正確には資金の借り手が貸し手に支払う料金でそれを年率に換算したものとなります。言い換えると、金利はお金の貸し借りの値段ともいえます。

金利のしくみ

金利とは、お金を一定期間貸し借りする際の値段です。

例えば、100万円を1年間借りるとして、そのときに2%の金利を約束した場合には、1年間に2万円というのが、100万円を借りる値段であるといえます。

ちなみに、金利の話が出る場合、その期間により「短期金利」「中期金利」「長期金利」という言葉がでます。短期は1年未満を指し、中期は5年程度、長期は10年を指す場合が一般的で、当サイト上の解説でもそれを踏襲しています。

金利というものは大きく以下の条件によって決まってきます

  1. 通貨自体の金利
    金利の基準はそれぞれの通貨単位により異なっています。これはその通貨を発行している国の経済状況やその国の信用リスクなどにより決まります。大きく政府(中央銀行)がコントロールする「短期金利」と市場によって決まる「長期金利」のに種類があり、それぞれが、その通貨の金利の基準となります。
    一般的には「国債(10年物)」の金利が長期金利となります。

  2. 借り手の信用力
    資金の借り手の信用力が低いとその分「返してもらえないリスク」が高まります。そのため、貸し手は同じであっても、相手によって値段は変わってきます。もちろん返済のリスクが高い人(返済しないかもしれない人)ほど値段(金利)は高くなります。いわゆる「信用リスク」と呼ばれるものを反映して値段(金利)が決定されます。

  3. 返済までの期間
    返済期間も金利には大きく影響します。例えば、今日借りて明日返すというのであれば、返してもらえる可能性は高いでしょうが、期間が長くなればそのリスクも高くなります。通常は期間が短いほど値段(金利)は低く、長くなるほど高くなります(順イールド)。ただし、特殊な条件下では逆転現象(逆イールド)が起こることがあります。

 

金利の種類

また、金利と一口にいっても様々な種類があります。以下は金利の種類とそれぞれの特徴を示したものです。

・固定金利
定めた期間の間金利が固定(変わらないタイプ)の金利です。通常の定期預金や債券のクーポン(利息分)などはこの固定金利に該当します。金利が変動しないので安定していますが、市場が変わって市場金利が自分の有利(不利)になっても、金利水準が変わらないという特徴があります。
ただ、金融機関側からすると金利を固定するということは将来の金利変動による「リスク」が生じることになりますので変動金利と比べてリスクプレミアムが発生することがあります。これが分かりやすいのが住宅ローンです。最近は変動金利ローンが人気のようですが、固定金利の住宅ローンの方が金利が高いため敬遠されています。

・変動金利
金利がある一定の条件により変動し続けるタイプの金利です。通常は政策金利や10年金利(プライムレート)などを参考にそれぞれの基準が変動するのに合わせて金利が変動します。通常は変動型の住宅ローンや普通預金金利などがこの変動金利の対象となっています。

 

期間による金利の違い

通常投資・金融の世界において「金利」という場合は大きく「短期金利」と「長期金利」という二つの金利が存在しています。

・短期金利
通常は1年以内の借入・運用に関する金利のことを指します。狭義には無担保コール翌日物金利という日銀(中央銀行)が目標設定する金利のことを指します。金融当局による金融政策はこの短期金利を目標に行われます。

・長期金利
通常は1年を越える借入・運用に関する金利のことを指します。狭義には10年ものの国債の市場金利のことを指します。市場金利でありその国の景気のバロメーターともされています。

「金利とは」の用語解説

ここではこのページで使われた様々な用語について解説をします。リンク先は「金融経済用語辞典」の用語解説ページ、または関連情報が掲載されているサイトです。

順イールドとは
期間が長くなるほど金利が上昇する状態。

逆イールドとは
期間が長くなるほど金利が低下する状態。

プライムレートとは
銀行が企業等に対して融資を行う際一番優遇されている金利

 

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