株式投資初心者の方で多くの方が勘違いしやすい項目として、株式の受渡日の問題があります。通常受渡日が問題になるケースは少ないのですが、配当金や株主優待を受ける際に受渡日を理解しておかないと権利を取得できないこともあります。
受渡日とは、株式を売買した場合、売買した株券と現金を交換する決済日のことです。現在のところ、この決済日と売買を行った日には4営業日のずれがあります。
例として、以下のカレンダーをもとに説明していきます。
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例えば、12日の日の株式を売買したとします。すると、株式の受渡日はその4営業日後になります。営業日とは平日ですので、土曜日(14日)、日曜日(15日)、祝日(17日)はその対象外となります。 このため、12日に売買をした場合の受渡日は18日となります。 |
この受渡日に、現金と株券が交換(決済)されます。そのため、株式を売却した場合、受渡日まで現金化することができません。この点は大きな注意点の一つです。
株式投資をする場合、配当金や株主優待などを目的とした投資をする方も多いようですが、この場合も受渡日をしっかりと把握しておく必要があります。
同じようにカレンダーを見ながら解説をしていきます。
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通常、各企業は決算月の月末を権利確定日としています。このため、この場合30日時点の株主名簿に名前が記載されている投資家に対して配当金や株主優待が送られることになります。 |
株券の受け渡しには4営業日が必要ですから、この場合、24日の日の取引終了時点までに株券を保有しておくことで配当金や株主優待を受け取ることができるのです。(その日株式を購入したまま持ち越す必要があります。24日に株を買って、同日売却した場合は当然、配当金や株主優待を受け取ることはできません)。
なおこの日(24日)のことを、権利付最終日と呼びます。
ちなみに、その翌日(25日)のことを権利落ち日とよび、その日以後は株式を購入しても配当金や株主優待を受け取ることができません。逆に、25日以後であれば保有する株を売却しても配当金や株主優待を受け取ることができます。
なお、この話を説明すると、権利付最終日に株を買って、権利落ち日に株を売れば、配当金や株主優待の分だけ得するのことができる戦略なのでは?という質問を多く頂きます。
たしかに、権利付最終日の株価と権利落ち日の株価が同じであればその戦略は有効となりますが、この情報は誰でも知っている情報ですので、基本的には権利落ち日になると、配当金相当分、株価は下落してしまいます。最も必ず全額分落とすというわけではありませんが、多くの場合は株価が下落することになりますのでその点は理解しておきましょう。
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ここではこのページで使われた様々な用語について解説をします。リンク先は「金融経済用語辞典
」の用語解説ページ、または関連情報が掲載されているサイトです。
・受渡日とは![]()
受渡日とは、株式の売買による株券・決済代金の受け渡しを行う日のこと。通常取引日を含めた4営業日後が受渡日となる。
・権利付最終日とは![]()
株式投資等による配当金や株主優待などを受け取ることができる最終取引日のこと。権利付最終日に株を買いそのまま持ち越せば配当金や優待を受け取ることができる。
・配当や株主優待を受け取るポイント
(株取引の基礎知識
)
配当金や株主優待をしっかりと受け取るためのポイントを解説。