配当金や株主優待の取り扱いが違う

信用取引で株を買った場合、株を買って入るのですが、仕組み上株主名簿にあなたの名前は記載されません。そのため企業からの配当金や株主優待などの受け取りに現物株とは違いがあります。

信用取引で買い建て・売り建て中に権利確定日を迎えたら?

信用取引で株を買ったり、売ったり(空売り)をしているときに、配当金・株主優待などの権利確定日を迎えたらどうなるのでしょうか?結論から説明すると、信用取引の買い手は株は買っていますが、名義人ではありません(証券会社の担保となっているため)。そのため、直接配当金・株主優待を受け取ることはできません。
逆に、信用取引の売り手の場合、証券会社から

信用買い(買い建て)をしている場合

買い建てをしている場合、企業から直接配当金を受け取ることはできません。名義が証券会社のものとなっているためです。しかしながら、配当調整金という名目で証券会社から配当金として受け取ることができる金額と同額を受け取ることができます。
ただし、残念なことに株主優待については受け取ることができません

信用売り(空売り)をしている場合

信用売りをしている場合、買い建てをしている場合とは逆に、配当調整金を株を借りている証券会社に対して支払う必要があります。
株式投資についてちょっと勉強した人が権利落ちに伴う株価下落を逆手にとって権利確定日前に空売りをしたら儲かるんじゃ?などと考える人が多いですが、配当調整金によって理論上の配当落ち分は負担しなければなりません。

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一般信用取引で空売りは不可ですが、それを補って余りある取引コストの安さが魅力です。
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「信用取引と現物株投資の違い」の用語解説・関連サイト

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