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初心者のための資産運用講座
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特典付き定期預金を実質年率で比較する

結論:金利と特典を税引後の円額に直し、拘束日数で年率換算する

特典付き定期預金は、表示金利やプレゼント額ではなく、税引後利息と確実に使える特典から追加費用を引き、預入額と拘束日数で比較します。抽選、期間限定ポイント、不要な物品は表示額をそのまま価値にしません。

概算実質年率=(税引後利息+保守的な確定特典価値-追加費用)÷預入額×365÷拘束日数×100です。年率表示は実際の受取額ではないため、円額も併記します。

「変わり種」を5種類に分ける

種類価値の置き方重点確認
優遇金利対象元金×税引前年率×日数÷365から税引後額を確認対象期間、上限、通常金利、満期後
現金・確定ポイント必ず受け取り使い切れる範囲を加算エントリー、用途、期限、付与日
物品・地域特典自分が本来払う金額以下。不要なら0円送料、選択可否、品質、受取条件
抽選・懸賞当選確率と賞品価値が確認できなければ0円口数、抽選時期、課税関係、代替不可
仕組預金等特典付き定期と分離し、商品全体のリスクで判断満期延長、通貨転換、中途解約損、預金保険

100万円・3か月の計算例

100万円を90日、税引前年1.0%の単利とする仮定では、税引前利息は約2,465円です。利息への税率を20.315%として単純計算すると税引後は約1,964円です。さらに必ず使う1,000円相当の確定特典、追加費用0円なら、受取価値は約2,964円、概算実質年率は約1.20%です。

同じ特典でも元金500万円なら寄与率は5分の1です。抽選を0円、期間限定ポイントを500円と置けば結果も変わります。税の端数処理、利息計算、日数、付与条件は商品ごとに異なるため、例を申込額へそのまま使いません。

キャンペーン条件は「入口・判定・出口」で読む

  • 入口:新規口座、対象チャネル、エントリー、他行からの新規資金、最低・上限額。
  • 判定:預入完了日、残高判定日、対象商品の継続、給与・カード等の付帯取引。
  • 出口:満期日、元利自動継続か普通預金入金か、特典付与日、中途解約、口座維持。

「新規資金」は、特定の基準日残高との差額など銀行独自の定義があります。自分の同行口座内で振り替えただけでは対象外となる場合があるため、定義と判定時刻を保存します。

中途解約と満期後で逆転しないか確認する

中途解約ではキャンペーン金利や特典が適用されず、所定の中途解約利率となる場合があります。生活防衛資金、納税、近い将来の支出を固定しません。満期後に低い通常金利で自動継続されるなら、満期通知を設定します。

高金利に見える商品でも、銀行が満期を延長できる、円以外で償還され得る、中途解約時に大きく元本割れし得る場合は、通常の定期預金と同じ欄で比較しません。契約締結前交付書面を読み、理解できなければ見送ります。

預金保険は銀行ごとの合算額で確認する

利息の付く普通預金や定期預金等は、1金融機関につき預金者1人当たり元本1,000万円までと破綻日までの利息等が保護対象です。決済用預金は、無利息・要求払い・決済サービス提供という要件を満たす場合に全額保護されます。

同じ銀行の本支店、通常預金とキャンペーン預金は合算して確認します。外貨預金など対象外の商品、仕組預金の一部で保護対象となる範囲も商品説明書で確認します。「特典があるから別枠」にはなりません。

申込み前チェック

  1. 商品概要・キャンペーン規約・金利表を日付入りで保存する。
  2. 税引後利息、特典0円・保守値・表示値の3ケースを円で計算する。
  3. 追加口座、カード、振込、送料等の費用と手間を差し引く。
  4. 中途解約、満期後、特典付与前の口座解約条件を確認する。
  5. 預金保険の対象商品か、同じ銀行の預金合計はいくらか確認する。
  6. 通常定期、普通預金、個人向け国債等と利用可能日をそろえて比較する。

一次・公式情報

金利、期間、税、特典、預金保険の対象範囲は変わります。申込日の商品概要・キャンペーン規約・金利表を優先してください。

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