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初心者のための資産運用講座
初心者のための資産運用講座>外貨投資講座>FX取引講座>FXに関するQ&A>レバレッジの計算方法を教えてください。

FXのレバレッジ計算:取引額・純資産・維持率

結論:取引金額・必要証拠金・実効レバレッジ・維持率を別々に計算する

「レバレッジ○倍」には、法令上の上限、会社の商品コース、実際の建玉に対する倍率が混在します。自分のリスクを把握するには、すべての建玉を円換算し、評価損益等を反映した純資産との比率を計算します。

まず使う4つの式

指標単純化した式用途
取引金額為替レート×通貨数量市場へ持つ価格変動額
必要証拠金取引金額×証拠金率会社・市場の保有条件
実効レバレッジ全建玉の円換算額÷純資産等実際の口座全体の倍率
証拠金維持率純資産等÷必要証拠金合計×100会社所定の警告・強制決済判定

「純資産」「有効証拠金」「証拠金維持率」の名称と算入項目は会社・商品で異なります。上の式は理解用の骨格であり、正式な判定は取引規程と口座画面の計算定義に従います。

USD/JPY 1万通貨の計算例

USD/JPY 160円を1万通貨買い、純資産を40万円、証拠金率を4%と仮定します。費用、スワップ、他の建玉はない単純例です。

状態取引金額純資産実効レバレッジ必要証拠金維持率
160円・新規時160万円40万円4.00倍6万4,000円625.0%
155円・5円逆行155万円35万円約4.43倍6万2,000円約564.5%

5円逆行時の為替差損は5万円です。レート低下で取引金額と必要証拠金は減る一方、純資産も減ります。会社が証拠金算定レートを別に定める場合は結果が異なります。

複数建玉は通貨ペアごとに円換算して合計する

USD/JPY、EUR/USD、GBP/JPYを同時に持つ場合、表示上のLotだけを足すことはできません。各建玉の通貨数量と円換算額を求め、買い・売り方向とは別に総取引金額を合計します。

  • EUR/USDなど決済通貨が円でない場合は、会社所定の換算レートを確認する。
  • 反対方向の建玉を相殺するか両建てとして扱うかは会社ルールを確認する。
  • 同じ「円売り」要因へ偏る建玉は、通貨ペアが違っても同時損失を想定する。
  • 注文中の必要証拠金、スワップ、未実現損益、出金依頼額の算入も確認する。

希望倍率から数量を決めない

「5倍で取引したい」と先に決めると、損切り幅が広い取引でも同じ数量を持ちやすくなります。まず1回の損失上限と損切り幅から最大数量を求め、その数量が口座全体の余力を満たすか逆順に確認します。

対円通貨の単純例では、1回の上限3,000円、損切り幅0.45円、滑り0.05円なら最大6,000通貨です。この数量を現在レートで円換算し、既存建玉と合計して実効レバレッジと維持率を再計算します。

表計算に残す列

列内容
建玉通貨ペア、買い・売り、数量、新規価格、現在価格
円換算取引金額、使用換算レート、取得時刻
口座預託額、評価損益、スワップ、純資産、出金依頼
証拠金証拠金率、必要証拠金、注文中証拠金、維持率
ストレス1円・5円・10円逆行、スプレッド拡大、滑り、不足金

計算結果が会社画面と違うとき

  1. 同じ時刻・同じBidまたはAsk・同じ通貨数量を使っているか確認する。
  2. 証拠金算定レート、週次・日次更新、端数処理を確認する。
  3. 未実現スワップ、注文中、両建て、外貨残高の算入を確認する。
  4. 会社の定義を使って再計算し、それでも違えば時刻と画面を添えて問い合わせる。

一次情報

計算例は仕組みを説明する仮定です。会社の正式な維持率・ロスカット判定には、その会社の最新規程を使用してください。

外貨取引はコスト・保護制度・使い道で比較

預入時と払戻時の往復為替コスト、金利の適用期間、中途解約、外貨での出金方法、預金保険の対象外であることを確認します。

預金とは別の商品です。レバレッジ、ロスカット、スプレッド、スワップポイントの変動、追加損失の可能性を理解できる場合だけ検討します。

古いキャンペーンや固定の手数料を前提にせず、取引前に金融機関の公式ページで最新条件を確認してください。

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