本文へ移動
編集方針 お問い合わせ プロモーションを含みます
初心者のための資産運用講座

年金現価係数で定期受取に必要な元本を求める

結論:年金現価係数は、一定期間の各期末に同額を受け取るため、現在まとめて必要な元本を求める係数

退職後の取崩しや賃料等の評価に使えますが、公的年金の受給額そのものを求める係数ではありません。誤っていた旧一覧を撤去し、受取時点と残高の前提を明示します。

各年の受取額を現在へ割り引く

利率i、回数nなら年金現価係数は(1−(1+i)−n)÷iです。1年目からn年目までの期末受取を、それぞれ現在価値へ戻して合計したものです。

年50万円を10年間受け取る例

年2%・10年の係数8.9826を使うと、50万円×8.9826=449万1,300円です。年末に50万円ずつ受け取り、10回目の受取後に残高を使い切る単純仮定です。

期首受取と終価残高を別計算する

最初の受取が今日なら期首年金となり、標準の期末係数とは一致しません。10年後にも元本を残したい場合は、その残価を現価係数で割り戻して必要元本へ加えます。

公的年金は公式見込額から始める

公的年金には加入記録、受給開始、改定、税・社会保険等が関わります。係数で推測せず、ねんきんネット等の見込額を年次収入へ置き、不足分だけを取崩し計画へ回します。

平均利回りだけでは順序リスクを表せない

取崩し初期に資産価格が下がると、同じ平均収益でも資金寿命が短くなり得ます。一定利率の基準ケースに加え、開始直後の下落と低収益が続くケースを試します。

税・費用・物価で受取額を調整する

必要なのは税引前の50万円か、手取り50万円かを決めます。生活費なら物価上昇で毎年同額では不足することがあるため、実額の年次キャッシュフローも併用します。

受取期間を延ばした場合も比べる

年2%で年50万円を受け取る単純条件では、10年分の現在元本は約449万円ですが、20年分なら約818万円です。期間を2倍にしても必要額が単純に2倍ではないのは、後半の受取をより長く割り引くためです。

一方、生活設計で寿命を短く仮定して元本を小さくするのは危険です。長めの期間、低収益、支出増の三つを同時に置き、途中で受取額を下げる条件や公的給付を別行で管理します。

必要元本を求める七手順

  1. 受取額と回数を決める。
  2. 期首か期末かを確認する。
  3. 最終残高の有無を決める。
  4. 保守的な手取り利率を置く。
  5. 係数で現在元本を計算する。
  6. 初期下落と物価上昇を試す。
  7. 年金見込額と実支出で更新する。

一次・公式情報

「年金現価係数」の用語解説

ここではこのページで使われた様々な用語について解説をします。リンク先は「金融経済用語辞典」の用語解説ページ、または関連情報が掲載されているサイトです。

ファイナンシャルプランニング入門

資産運用の基礎知識

金融・経済の基礎
資産運用の基礎では、資産運用とは何なのか?また、資産運用において押さえておきたいポイントを分かりやすく解説します。
資産運用の始め方
資産運用の始め方では、資産運用の心構えや投資の基本。投資に関するスタンスなどを紹介。
投資の基礎・考え方
投資の基礎・考え方では、今後始める「投資」について、投資の意義や投資全般について押さえておきたい項目などを解説。
資産運用で気をつけたいポイント
資産運用を始める上でぜひ理解しておきたい制度上・税務上の注意点などを紹介します。