本文へ移動
編集方針 お問い合わせ プロモーションを含みます
初心者のための資産運用講座

景気を一つの数字でなく広がり・方向・時点から読む

結論:景気は経済活動の広がりと循環であり、株価やGDP一つで断定せず、先行・一致・遅行系列と速報・改定・基準日を分けて確認する

好況・不況はすべての家計・企業に同時に同じ強さで起きません。名目・実質、総額・1人当たり、全国・業種、現在・将来の違いを確認します。

生産・所得・支出の連鎖を見る

需要増、受注、生産、雇用、所得、消費・投資が相互に影響します。どの経路から始まり、在庫・輸入・価格・金利がどこで弱めるかを確認します。

景気動向指数のCIとDIを区別する

CIは変動の大きさやテンポ、DIは採用系列の改善・悪化の広がりを示す役割があります。数値の高低だけで好況水準や成長率と読み替えません。

先行・一致・遅行を目的別に使う

先行系列は転換の予測材料、一致系列は現状、遅行系列は後追い確認に使います。先行指数も確実な予報ではなく、構成系列と改定を確認します。

GDPは期間・実質・季節調整を読む

四半期GDPは速報から改定され、前期比・年率換算・前年比で値が異なります。実質成長と物価を含む名目成長、需要項目の寄与を分けます。

短観は対象企業と回答時点を見る

業況判断DI、設備投資、価格・雇用判断等を企業規模・業種別に確認します。水準と変化、最近と先行き、調査期間を分けます。

物価・雇用・賃金を同時に見る

物価上昇でも実質賃金や消費が弱い場面、雇用が遅れて悪化する場面があります。総合・生鮮除く等の指数、標本、季節性を確認します。

景気基準日付は後から判定される

景気の山・谷は同時点に確定する売買シグナルではありません。公表時点に利用できた速報値だけを保存し、将来の改定値を過去判断へ混ぜません。

家計・企業への経路へ落とす

勤務先業種、収入、借入金利、物価、資産価格、支出予定へ影響を分解します。景気拡大だから全株高、後退だから全商品安と決めません。

公表時点データで判断を再現する

2026年6月分を判断するなら、8月7日の速報時点で得たCI・DI、構成系列、基調判断を保存します。後日の改訂値や景気の山・谷を当時知っていた情報として混ぜず、速報判断と確報評価を二列で比べます。

景気統計を読む九手順

  1. 対象期間を確認する。
  2. 速報・改定を分ける。
  3. 名目・実質を確認する。
  4. 前期比・前年比を分ける。
  5. 先行・一致・遅行を選ぶ。
  6. 構成系列を見る。
  7. 業種・規模を分ける。
  8. 反対指標を確認する。
  9. 家計への経路を記録する。

一次・公式情報

「景気って何?」の用語解説

ここではこのページで使われた様々な用語について解説をします。リンク先は「金融経済用語辞典」の用語解説ページ、または関連情報が掲載されているサイトです。

・景気循環
景気循環とは、景気がどのようにして循環するかのサイクルをしめす。

・不良債権
金利支払や元本返済が滞っている債権のことを指す。

・ハードランディング
好景気の最終段階の好景気が調整局面へと入る際に景気の悪化が急激に起こることを指す。

・ソフトランディング
景気の拡大局面から調整局面に入る際に、実体経済への悪影響を最小限にとどめることを指す。

資産運用の基礎知識

金融・経済の基礎
資産運用の基礎では、資産運用とは何なのか?また、資産運用において押さえておきたいポイントを分かりやすく解説します。
資産運用の始め方
資産運用の始め方では、資産運用の心構えや投資の基本。投資に関するスタンスなどを紹介。
投資の基礎・考え方
投資の基礎・考え方では、今後始める「投資」について、投資の意義や投資全般について押さえておきたい項目などを解説。
資産運用で気をつけたいポイント
資産運用を始める上でぜひ理解しておきたい制度上・税務上の注意点などを紹介します。