社会に出たての時期であれば、まずは正しいお金の使い方についての知識を持つことが大切です。日本ではマネー教育はタブー視されていた実情もあり、社会人になっても、お金や金融に関する知識が少ない方も多いようです。
まずは、基本となるお金に関するリテラシー(読み書き能力)を身につけるようにしましょう。
当サイトを使っていただいても結構ですし、他にもファイナンシャルプランナーなどの資格取得などを目指してもいいかもしれません。
本来なら学校教育で身につけるべきものだと思うのですが、現状では自分自身で勉強する必要があります。
また、貯金の習慣も身につけるようにしましょう。
独身時期は「お給料=自分で好きにできるお金」となるわけですが、少なくても良いので毎月一定額以上を預金(貯金)する習慣を身につけます。
有るだけ使うというのを習慣にしてしまうとあと後大変です。家計簿をつけろとは言いませんが、毎月の手取り収入の中からどれだけを貯金してどれだけを使うということをしっかり考えるようにします。
また、資産運用よりも自己投資にお金を使うというのも一つの手です。
将来もっとたくさんのお給料をもらうために、将来の独立起業のために能力・スキルを磨くということに注力するというのも一つです。
一方で、「複利効果」のところでも説明している通り若いうちだからこそ資産運用の大きな見方である「時間」を味方につけることができるわけです。
少額でもいいので、積立投資などの投資にチャレンジしてみるのも良いでしょう。まずは「証券会社」に口座を持ってみるところから始めましょう。
社会人になると生命保険や医療保険などの勧誘も増えてくるかと思います。
ただし、基本的に親や兄弟などを扶養しているという事情がない限り、本人死亡による経済的リスクを被る人はいないわけですから生命保険の必要はありません。
医療保険については選択肢に挙がりますが最小限でよいでしょう。
ただし、自動車を運転するのであれば自動車保険などは加入するようにしましょう。また、個人賠償責任保険なども有効です(ただし、個人賠償責任保険はマンションなどの火災保険にセットとなっているケースも多いのでご確認ください)
結婚後は夫婦二人による世帯となるわけです。ここから家計管理は個人単位ではなく世帯単位で考える必要が出てきます。共働きとなる場合は、個人の延長として考えることも可能ですが、夫婦で将来の子供、マイホーム、老後、将来の夢などライフプランについて話し合い、そのための予算建てなどをしてみましょう。
保険(保障)については、共働きのままというのであれば独身期と同様の考えでよいでしょう。配偶者が専業主婦(夫)になるというのであれば、遺された家族のために死亡保障をやや手厚くする必要があるかもしれません。
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