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初心者のための資産運用講座

信用取引の証券会社を総費用と追証で選ぶ

結論:信用口座は売買無料ではなく「保有日数・追証時刻・在庫・強制決済」で選ぶ

信用取引は委託保証金の約3倍まで取引でき、保証金を超える損失が生じ得ます。口座比較では買方金利、貸株料、品貸料、一般信用在庫、最低保証金・維持率、追加保証金の期限、強制決済費用を同じ建玉へ当てます。

必須条件を8列で比べる

確認する内容
種類制度信用、一般信用の無期限・短期・日計り等
買建費用買方金利、優遇条件、受渡ベースの日数計算
売建費用貸株料、品貸料、プレミアム料、在庫
保証金最低額、委託・維持率、代用掛目、引出制限
追証判定時刻、解消方法、入金期限、建玉決済との関係
返済期限、現引・現渡、最終日、企業行動時の処理
強制処理任意決済、注文方法、料金、不足金、連絡
障害・安全代替注文、状態照会、パスキー、通知、停止・復旧

30日保有の費用を円で出す

100万円の買建玉を年2.8%で30日保有する仮定なら、単純概算は100万円×2.8%×30÷365=約2,301円です。売買手数料0円でもこの費用は残ります。実際の日数、端数、受渡、優遇判定は会社規程に従います。

売建ては貸株料に加え、制度信用では株不足時の品貸料、一般信用では銘柄・時期によりプレミアム料があり得ます。比較日現在の在庫が将来も確保される保証はありません。

保証金率30%を安全上限にしない

JPXの制度上、通常の委託保証金は売買代金の30%以上で、30万円以上が必要です。規制銘柄では保証金率が引き上げられる場合があります。最低率まで建てるのではなく、株価急落、代用有価証券の値下がり、複数建玉の同時損失を試算します。

追証の比較は時刻表を作る

  1. いつの値洗いで不足が判定されるか。
  2. 何時までに、入金・振替・建玉返済のどれで解消できるか。
  3. 決済しても損金・受渡しにより追加入金が必要か。
  4. 未解消時にいつ、どの注文で、いくらの費用で処理されるか。
  5. 不足金の入金期限と、口座制限・遅延損害金は何か。

向く口座を取引目的別に決める

  • 短期買建:日計り条件、通常金利へ切り替わる条件、持越し処理。
  • 中期買建:実効金利、期限、代用掛目、企業行動。
  • 一般信用売り:在庫更新、貸株料、プレミアム、返済期限。
  • 制度信用売り:貸借銘柄、注意喚起・申込停止、品貸料。

一次・公式情報

金利、貸株料、保証金、追証、在庫は変わります。建玉前の公式規程と注文確認画面を保存してください。

証券口座を選ぶ前の保護制度・コスト確認

分別管理が適切なら顧客資産は原則返還されます。返還できない場合の投資者保護基金は、値下がり損を補償する制度ではありません。

一時的な口座開設特典だけでなく、取引手数料、為替コスト、投資信託の保有コスト、出金・移管条件を公式資料で確認します。

口座開設キャンペーンやポイントサイトは補助材料です。対象者、申込経路、取引条件、付与時期、失効、個人情報の提供先を確認し、不要な取引を増やさないでください。

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