株式銘柄がいまどのような状況で取引されているのかを見るためのしくみが「板情報(いたじょうほう)」と呼ばれるものです。この板情報を見ることで売買の状況などを見ることができます。また、売買の状況自体のことを「気配」と呼びます。ここでは、板情報の見方について分かりやすく説明していきます。
板情報とは、株式の取引状況を1枚の板に見立てて、売買動向や価格などを一目でわかるようにしているツールのことです。下のように作られます。
板情報のサンプル(SBI証券)
大きく3つの列になっていますね。
売り気配株数
これは、この値段でなら売っても良いとして注文が出されている株数です。上記の例では3,530円で225100株の売り注文(指値)が出ているわけです。
気配値
これは、売り注文や買い注文が出ている株価のことです。上記の場合3,520円~3,530円をはさんで取引されていることが分かります。
買い気配株数
これは、この値段でなら買っても良いとして注文が出されている株数です。上記の例では、3,520円で6900株の買い注文(指値)が出ているわけです。
板情報を見ることで、今現在その株式がどのような状況で取引されているのかを知ることができます。
例えば、3530円には20万株以上の売り注文がでており、3520円ではたったの6900株の買い注文しか出ていないわけですから、3520円のラインは防衛ラインとしては弱いといえるでしょう。一方、買い手からしてみれば20万株以上の売り物があるわけですから、買い注文を入れても3530円でほぼ間違いなく約定(成立)すると判断できます。
最も前後の状況が分からなければ、上記だけで相場を判断することはできません。板情報は基本的に、リアルタイムに変動しますのでその動きを見ながら投資をすることになります。
まだ、口座がないのであればSBI証券か楽天証券のどちらかを選んでおけばまず問題ありません。どちらも総合力は高いし、サービスも基本的に揃っているからです。そこから目的に応じて+αで証券口座を作っていけばよいだけです。
ちなみに、まだ口座を作っていない人はラッキーです。
証券口座というのは実は沢山の広告費を出す業界でもあります。そのため、ポイントサイトと呼ばれるWEBサービスを経由して口座開設をすればまとまったポイントを獲得することができます。ポイントサイトって何?という方は「ポイントサイトとは?」の記事をご覧ください。
・SBI証券
・楽天証券
・マネックス証券
・auカブコム証券
・松井証券
といったような大手証券はいずれもポイントサイトの常連で数千円相当~1万円ほどのポイントを口座開設で獲得できます。ポイントサイトを活用して口座開設で得をしましょう。
参考:今がお得なポイントサイト案件、キャンペーンのまとめ
上記ではポイントサイトで一撃の還元が大きい案件を紹介しています。