株式の注文種類と約定ルールを理解する
結論:基本は成行と指値で、価格・数量・期限・執行条件と、約定しない場合や想定外の価格になる場合を発注前に確認する
情報基準日:2026年8月24日
成行は成立を保証する注文、指値は価格を保証する注文ではありません。市場の板、注文数量、特別気配、値幅制限によって全部または一部が成立しないことがあります。証券会社独自の条件注文は名称より発動後の注文内容を読みます。
成行注文は価格を指定しない
買いの成行は売り注文、売りの成行は買い注文と対当します。流動性が低い、寄付前に材料が出た、板に少量しかない場合は直前表示より大きく離れることがあります。注文可能額には価格変動分が拘束される場合があります。
指値注文は上限・下限を指定する
1,000円の買い指値は1,000円以下、売り指値は1,000円以上での約定を求めます。条件を満たす相手注文がなければ成立せず、価格に到達しても先行注文の数量が多ければ未約定になることがあります。
価格優先と時間優先で順位が決まる
買いは高い価格、売りは低い価格が優先され、同じ価格では原則として先に受け付けられた注文が優先されます。成行は指値より価格面で優先されますが、特別気配等では直ちに成立しません。
板寄せとザラバを区別する
寄付や引け等は複数注文を集めて一つの価格を決める板寄せ、立会中は注文が対当するたびに成立するザラバです。東京証券取引所の後場終値は15時25分から5分間のプレ・クロージング後、15時30分に板寄せで決まります。
100株の板で部分約定を考える
売り板が1,000円50株、1,001円30株、1,005円100株のとき、100株成行買いは50株・30株・残り20株が異なる価格で成立し得ます。1,001円の買い指値なら80株までで残り20株は未約定になり得ます。
逆指値は証券会社の条件注文
「950円以下なら成行売り」のように、価格条件到達後に注文を発注する機能です。取引所の基本注文種類そのものではなく、監視市場、判定価格、発動後の注文、期限、障害時の扱いは各社で違います。約定価格は950円に限定されません。
期限・市場・口座を最終確認する
当日中、週中、期間指定、寄付、引け、不成等の条件があり、PTSや単元未満株では選択肢が異なります。現物・信用、特定・NISA、数量、価格、手数料込み受渡額を注文確認画面で読みます。
発注前の九項目
- 市場と取引時間を確認する。
- 現物・信用と口座区分を選ぶ。
- 数量と取引単位を確認する。
- 成行・指値を目的で選ぶ。
- 板の価格と数量を読む。
- 期限・寄付・引け条件を確認する。
- 逆指値の発動後注文を読む。
- 手数料込み受渡額を確認する。
- 約定・失効後の行動を決める。
一次・公式情報
証券口座を選ぶ前の保護制度・コスト確認
分別管理が適切なら顧客資産は原則返還されます。返還できない場合の投資者保護基金は、値下がり損を補償する制度ではありません。 |
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一時的な口座開設特典だけでなく、取引手数料、為替コスト、投資信託の保有コスト、出金・移管条件を公式資料で確認します。 |
口座開設キャンペーンやポイントサイトは補助材料です。対象者、申込経路、取引条件、付与時期、失効、個人情報の提供先を確認し、不要な取引を増やさないでください。
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