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初心者のための資産運用講座

追証の発生から解消・強制決済までを確認する

結論:追証は会社所定の保証金維持率等を下回ると発生し、入金・建玉返済で必ず即時解消するとは限らない

追証の基準、計算式、判定時刻、差入期限、解消方法は証券会社と取引区分で異なります。「翌々営業日まで」「売れば解消」といった一般論だけで行動せず、口座画面と最新規定を確認します。

分子・分母・控除項目を会社式で読む

概念上の維持率は有効保証金÷建玉額ですが、有効保証金へ現金、代用評価、評価損益、未決済費用等をどう入れるかは各社規定によります。評価益を評価損と同じように加算できると決めません。

建玉と代用株の同時下落を計算する

現金10万円、時価40万円の代用株を80%評価、建玉100万円なら開始時の概算保証金は42万円です。建玉が15万円下落し、代用株も10万円下落すると代用評価は24万円、控除後概算は19万円となり、20%水準を割ります。

費用・掛目・増担保でも発生する

株価だけでなく買方金利、貸株料、品貸料、手数料、代用掛目変更、銘柄の増担保規制で余力が減ります。終値が変わらなくても追証になる経路を確認します。

速報・確報と期限を時刻まで分ける

大引け後の値洗い、夜間の速報、翌朝の確報など表示時点が異なる場合があります。金額、発生日、差入期限、即時入金締切、銀行名義、休日を画面保存し、通知メールだけに依存しません。

入金と返済の扱いを規定で確認する

不足現金の入金、建玉の全部・一部返済、代用有価証券差入れ等のどれが認められるか、いつ反映されるかを確認します。追証発生後に維持率が戻っても、追証義務が自動消滅しない場合があります。

強制決済でも損失は確定上限にならない

未解消時は会社が建玉を決済でき、成行、寄付、複数日に分ける等の条件があります。急落・急騰、売買停止では不利な価格となり、強制決済費用を含めて口座残高がマイナスなら不足金を支払います。

追証連絡前に自主縮小する線を置く

会社の追証水準ぎりぎりを自分の警戒線にせず、代用株30%下落、建玉逆行、規制引上げを同時に試し、早い段階で返済する維持率・金額を決めます。緊急生活資金を追加入金源にしません。

追証対応の九手順

  1. 会社の計算式を保存する。
  2. 現金・代用・建玉を分ける。
  3. 費用と未決済損を反映する。
  4. 速報・確報を確認する。
  5. 期限を日付・時刻で記録する。
  6. 認められる解消方法を読む。
  7. 入金反映を確認する。
  8. 強制決済・不足金条件を読む。
  9. 会社基準より早い縮小線を置く。

一次・公式情報

証券口座を選ぶ前の保護制度・コスト確認

分別管理が適切なら顧客資産は原則返還されます。返還できない場合の投資者保護基金は、値下がり損を補償する制度ではありません。

一時的な口座開設特典だけでなく、取引手数料、為替コスト、投資信託の保有コスト、出金・移管条件を公式資料で確認します。

口座開設キャンペーンやポイントサイトは補助材料です。対象者、申込経路、取引条件、付与時期、失効、個人情報の提供先を確認し、不要な取引を増やさないでください。

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